バイトの時給の地域格差を知っておこう
最低賃金での生活をやってみて、どんな暮らしぶりになるのか。どんな心情になるのか。体調はどうなのか。物心両面で記録をつけ、実情を明らかにする一冊。
最低賃金制度の概要と、なぜ最低賃金生活体験をするのかについて説明する。
チャレンジャーたちの体験記を掲載、また、最低賃金の意義をさまざまな視点からとらえ深めて、どうしたら最低賃金を引き上げることができるのかの道筋を示した。
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同じ仕事なら稼げる場所を選ぼう
「同じ仕事をしてるのにどうして自分とあいつは時給が達うんだ?」
あなたはこんな思いをしたことがないでしょうか。
まあ本人の能力の問題ということはさておき(本当はこれが一番大きいのかもしれませんが)、ここでは、関西、東海関東の各地方での、地域によるバイト時給の格差について見ていきましょう。
もしかしたら、今住んでいるところから引っ越しをしても時給のいい地域に移った方がいい、というケースもあるかもしれませんから要注意です。
まず初めに検証するのがあまり一般的ではないかもしれませんが、女の子アルバイターにとってのエルドラド、お水系バイトの時給です。
この職種には「フロアレディ」と、「ママ、チーママ」という二つがあるのですが、この時給に地域間格差の顕著な例が伺えるのです。
両者の数字を見てみると関東ではほぼ同額、関西ではママの方がはるかに高い。
とまあ、ここまでは納得がいくのですが、不思議なことに東海地方では、なんとフロアレディの方が高いのです。
この不思議を解く鍵は、もしかしたら各地方のプロ野球の監督と選手の年俸との関係にあるのかもしれません。
つまり、巨人は監督にも選手にもほぼ同額の高給を支払う。
阪神は選手の年俸は低く抑える代わりに、野村監督の年俸はめちゃめちゃ高くする。
そして、中日はといえば、星野監督の年俸は選手よりも安く設定しておく、ということdす。
まあ、実際に星野監督がどのくらいもらっているのかは分かりませんが、お水士品王の女性で、仕切り屋タイプの人は関西で、プレイヤータイプの人は東海地方で働くのが賢明のようです。
また、いわゆるイベント系のコンパニオンのバイトは、地域間格差が顕著なのが特徴です。
関東地方ではその時給が2000円台であるにも関わらず、東海地方では、なんと1000円台のごくごく前半。
また、この仕事は各地域内でも格差が大きく、たとえば東京都下と23区東部(台東区とか江戸川区など)とでは、2000円もの差が、
また、関西地方では尼崎市などの阪神地域と神戸市ではなんと4000円もの違いあるのです。
これだけ違いがあると何か別のコンパニオンの仕事なんじゃないか、と訝しくなりますが、本当にナレーターコンパニオンなどの仕事なのです。
ですから、八王子や尼崎でコンパニオンをしている女性は、いますぐにでも上野や三宮の職場に移ることをお勧めします。
これだけ時給が達ったら、もうやってられませんよね。
もっとも、どこにでも移れる自信のある女性にかぎって、の話になってしまいますが。
さて、最後にバイト界の事実上の標準ともいうべき存在のファーストフードの地域格差を検証してみましょう。
関東地方を例にとって見てみると、ファーストフードの店内の仕事では、埼玉と23区の南部(渋谷区とか港区)では、平均して100円以上時給が違います。
これは前者が地元の高校生が多くて、後者は大学生が多い、等の違いもあるのかもしれませんが、
それにしてもほとんど変わらない作業でこれだけ差があると、どの地域で働くかもバイト選びの大きなポイントにしたいところ。
もしも、バイト先と自宅との通勤時間が往復1時間程度で済み、交通費も出してもらえるのであれば、より時給の高い店舗に応募するのが賢明と言えます。
しかし、通勤に往復3時間かかって、時給が100円違いなら、通勤に時間がかからないバイトを選んだ方がよいともいえます。
だって、通勤の3時間分を働けばその差は埋まってしまうじゃありませんか(まあ、通勤時間は働いているワケじゃないので、本を読んだりボケゲーをしたりできる時間でもありますが…、)。
いずれにしても、この仕事は時々刻々状況が変わったりしますから、アルバイト情報誌ばかりでなく、実際に店舗に足を運んで細かくチェックしてみてください。
また、このように郊外よりも繁華街の方が時給が高い傾向にあるのは、なにも関東にかぎったことではなく、どの地域でも見られると思われますので、ぜひ一度調べてみてください。
同じ働くなら、少しでもお金になる方がいいですものね。
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