バイトと労働基準法
最低賃金での生活をやってみて、どんな暮らしぶりになるのか。どんな心情になるのか。体調はどうなのか。物心両面で記録をつけ、実情を明らかにする一冊。
最低賃金制度の概要と、なぜ最低賃金生活体験をするのかについて説明する。
チャレンジャーたちの体験記を掲載、また、最低賃金の意義をさまざまな視点からとらえ深めて、どうしたら最低賃金を引き上げることができるのかの道筋を示した。
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アルバイトにしろパートにしろ、正社員と同じく、働いて給料をもらう労働者に変わりがない。
というわけで、労働者の権利を守る法律は、そのすべてに適用される。
この法律を労働基準法といい、労働者が人間らしい生活を営むことが出来るよう、労働条件の最低基準を定めたものだ。
むしろアルバイトする側に
「アルバイトが正社員と同じってわけにはいかないさ」
って言う意識があるような気もするけど、正社員のおいしい面はしっかりいただきましょう。
そもそも法律ってのは「いかに人間は平等であるか」って事を細かく規定してあるもの。
せっかくこの法律で守られてるんだし、ほっておく手はないよね。
労働者の権利と義務を明示する労働契約書については、それぞれの会社が独自に作るもの。就業規則もそうだ。
これら労働条件や雇用条件を定めたものは、労働基準法という法律に沿って作られるものだから、当然労働基準法の方がより強い効力を持っていると思っていい。
ましてや、「途中でやめるときは研修費0万円払います」とか、
「ミスをした時は1回。0万円払います」
といった類の契約書などは、そもそもこの労働基準法で禁止されている場合がほとんど。
いろんな会社で働く可能性もあるフリーターにとっては、いざという時に不当解雇など防ぐ意味でも、是非とも理解が必要な偉い法律なのだ。
というわけで、労働基準法によって確保されている権利は、実にいろいろ。
まずは労働1時間について。
会社はバイトも含め労働者を何時間以上働かせてはいけないとか、残業について、などの細かい規定が定められている。
それから休日に関しても、労働者には最低限の権利が確保されている。
また、解雇に関しても、使用者に対して厳しい規制がある。
これら会社の労働条件については、各都道府県の「労働基準局」「労働基準監督署」が監督している。
いってみれば、労働に関する法律違反を取り締まるお役所だ。
もし使用者が労働者である君に対して不当な扱いをしたら、君はすぐさまそこに書き込めばいい。
調査の結果によって使用者は間違いなく警告を受けるか罰則を課されるだろう。
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