給料明細書、ちゃんとみてますか?
日本型の雇用の特徴であった終身雇用制が崩壊した今、人生の中で退職や転職、失業生活を経験することも珍しいことではなくなってきています。
本書は、こういった人生の節目に関して、損をしない知識を身につけていただこうという目的で執筆。
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振り込みにしろ、現金払いにしろ、給料日に給料と一緒に「給料明細書」ってものが渡されると思うけど、あれ、ちゃんと見てる人って案外少ないんじゃない?
「何それ?」
てそこのあなた、浮かれて手取り額を確認したらひねり潰してそれっきり、のキミ!
困りますねえ。見ておかないで、実は損してたなんてことだってあるんだよ(得してたらばっくれればいいけど)。
「給与明細書」に書かれているのは、大きく分けて「支給額」と「控除額」。
では、「支給額」には何が含まれているか?これは、ほとんどの場合「基本給+各種手当」である。
また、「控除額」とは「保険料+税金の差し引き額」ということになる。
さて、まず「支給」についてだが、基本給は分かるよね?
会社の基準で決められた額が記載されているはずだ。もし、時間給なら「労働時間×時給」で計算してあるはず。
「各種手当」は、アルバイトパートの場合、「皆勤手当」
「通勤手当(交通費)」「時間外賃金(残業手当、休日手当、深夜手当など)」といったところ、(「住宅手当」や「家族手当」はまず望めないだろう)。
信じられないことに、この支給額に計算間違いがあることも。
いや、ほんとにそういう話があって、自分から会社の方に言わなきゃ、実際より安いままだったはずだ(高ければ文句ないのにね)。まあ、経理担当だって人間だからね。
次に、「控除」を見てみよう。
控除とはいろいろな名目でお金が差し引かれること。で、差し引かれるものは、まず「社会保険(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料)」、それに「税金(所得税、住民税)」がおもなもの。
他にも会社によっては、書面協定(多くは会社と老組で、結ぶ協定)で決められている場合に限り、組合費や共済費、財形貯蓄、生命保険料などを差し引くこともある。
何の協定もなく、会社が勝手に差し引くことなどは出来ない。
それから「欠勤控除」。
遅刻、早退時間、欠勤日数などで刺し引かれるやつだ。日給や月給なら、10分の遅刻で1時間分の欠勤扱いになっちゃうのかなど、どういう基準で差し引き額が決められているか、気になるところだよね。
また、「健康保険料」と「厚生年金保険料」が控除されていれば、国民健康保険や国民年金に加入する必要がない。
それに雇用保険料が控除されていれば、6ヶ月以上の継続勤務で、辞めた後に失業保険が受けられる。
ちなみにバイトがミスったときの弁償金などを、給与から控除出来ないのだ。
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