ガードマンのバイトは中高年を歓迎しているが、
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中高年層を比較的歓迎しているバイトといえばガードマン。
年齢制限も「50歳位まで」「60歳まで」と、かなりストライクゾーンは広い。
夜間や土日の仕事も多いのでサラリーマンにはもってこい。
アルバイト情報誌にも、募集はけっこう数がある。
そのなかのひとつに電話してみることにした。
勤務日・曜日は応相談、勤務地も首都圏の各地にある。
「あの〜すみません。
サラリーマンなんですけど、バイトできます?」
と、聞いてみれば、
「あ、問題ありませんよ。
休日の週末2日だけとか、夜勤で週3日とか、働ける時間帯を登録していただければ」
おぉ、なんと嬉しいお言葉。
しかし、問題はここから、
「でも、アルバイトとして登録していただくには、身元を確認させていただかなくてはなりません。
会社にお電話して、あなたの身元確認をさせていただくことになりますけど。
それは大丈夫でしょうか?」
電話がいけば会社にバイトがばれる。
フツーのサラリーマンの場合、大丈夫じゃない人が多いだろうなあ……。
仕事が仕事だけに、この業界たとえバイトといえども、雇うとなれば身元の確認は徹底して行なわれる。
1人暮らしでなければ、自宅に電話してもらって、一緒に住んでいる家族に身元を確認してもらうという方法もあるだろうけど……。
警備会社としては大手の部類に入り、アルバイト情報誌にもよく募集が掲載されている�潟宴Cジング・サンでも、中高年は歓迎だが、サラリーマンはあまり歓迎されてない様子。
会社にアルバイトへの理解があれば、有給休暇を使って研修を受けるなどの手もあるだろうが、現実問題としては、やはり難しい。
ま、しかしすべての警備会社が、厳正に身元確認や研修を行なっているわけでもない。
たとえば、都内のオフィス・ビルで夜間警備員のアルバイトをしているIさんいわく、
「身元確認で会社に電話が行くなんてなかったなあ。
研修ってのも、最初からここの夜勤でした。
1日か2日ほど、研修期間ってことで日給が多少安くなる程度のことだったと思いますよ。
ただ、私の場合は知人からの紹介だからねぇ。
一般的なアルバイト情報誌の募集で応募したのではないのですけど」
Iさんは、キャラクター商品販売の小さな会社に勤務するサラリーマンだが、バブル崩壊後のここ数年はボーナスの支給もなく、��いいアルバイトでもないかなぁ″と、あちこちでグチをこぼしていたら仕事関係の知人からこの話をもちかけられたのだとか。
実は知人もここの夜勤のアルバイトを数年やっていたのだが、Iさんをその後釜として紹介したのだと言う。
「仕事も1時間に1度の見回りと日報を書く程度。
楽ですよ。
二人一組で勤務するから、仮眠の時間もたっぷりとれるし」
このガードマンという職種は、勤務する場所によっての運不運の差がかなり激しい。
一昼夜立ちっぱなしで、寒風や雨にさらされながら車を誘導する道路工事現場のガードマンともなれば、若者でも音をあげるハードな仕事。
しかし、ビルの夜勤や警備なら、通常はどこでも6時間程度の仮眠もとれる。
それだけに、Iさんのバイト先でもアルバイト情報誌などに求人広告を出す必要もなく、ほとんどが紹介。
誰かが辞めて欠員が出ても、ここで働いてる人の親類とか知人ですぐに穴埋めされてしまうのだとか。
やっぱ、アルバイトもコネがあると有利なのかなぁ。
ちなみに、普通の警備会社では、最もツライ交通誘導警備や工事現場の他にもイベント警備、駐車場やビルの管理と様々な仕事がある。
どこに配属されるかで天国と地獄、労働条件は雲泥の差。
「天国」のほうを狙うなら、最初からビル管理のみを専業としている警備会社にしといたほうがいいのかも知れない。
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